死役所ドラマ公式無料動画を1話〜最終回まで見逃し視聴！松岡昌宏主演キャストやあらすじも

物語の舞台は、この世を去った者たちが最初に訪れる、シ役所。

いわばあの世の市役所で、亡くなった人たちの行先を決める手続きをする場所だ。

その死亡理由は、自殺、他殺、病死、事故死など様々。

職員シ村はシ役所の総合案内の担当者として、次々に現れる死者に慇懃無礼な態度で「お客様は仏様です」と対応する。

三樹ミチル（黒島結菜）は目を覚ますと知らない場所にいた。そう、死んでシ役所にいたのだった。

彼女は急性アルコール中毒で亡くなったのだが、シ村と話をして生前のことを思い出し、他殺課でイシ間（でんでん）に「どうすればあの女に復讐できるのか」と訴えていた。

彼女は酒を無理やり飲まされたから、と殺人で手続きをしてもらうために、シ役所に居座ることに…。

次にシ村が対応していたのは中学3年生の鹿野太一（織山尚大）。

ベンチに座る彼に声をかけ、脚が曲がっているのを見て取って、自殺課へ連れて行く。

成仏するためには具体的な自殺理由の記入が必要なのだが、自殺の理由が辛すぎて錯乱状態に陥ってしまう。

彼の自殺理由は陰湿ないじめ、そして両親の無関心な態度だった。

そんな中、太一はシ役所である人物と会うこととなる。

死を迎える理由は、人それぞれ様々なんだなということを改めて理解するドラマ。

理不尽な最期により死役所にやってきた人が主人公となって、その死の寸前の生き様を見せてくれるオムニバス。

通り魔に刺されて、飲み会でアルコールを飲んで、寒いベランダで一夜を過ごして、など本人は自分がなぜここにいるかわからないうちに、もう家族や愛する人と絶対に会えない場所に来てしまったと知るのが悲しい。

死に至る病によって余命を感じながら生き、死役所にたどり着いた時にはすでに思い残すことはないような人はめずらしいのだと思った。

でもシ村さんをはじめ死役所の人達が、時にビジネスライクに、時に親身になって話を聞いてくれるので、死ぬことはそんなに怖くないかもしれないとぼんやり思うようになった。

死役所の人達も個性豊かで、それぞれここに来たエピソードが恐ろしくも物悲しくて、それゆえに魅力的だ。

注目キャストはもちろん、主人公で総合案内係のシ村さん。人当たりの良さそうな笑顔を浮かべながら「お客様は仏様ですから」という決まり台詞を言うものの、目は笑っていないような厳しさも併せ持っている。

わざとなのか天然なのか、言いづらい毒舌をさらっと言ってしまう事も多々あり。

不安や心配そうな人には親身になってくれる優しいところもある。

怪しい宗教に入信してしまった愛する妻の行方を探して、シ役所に訪れる人をチェックしている面もある。

どう見ても温厚そうなシ村さんが、なぜ娘殺しの罪で死刑になったのかの経緯がまた悲しい。

でも死役所はシ村さんがいるからこそ、たとえ明日死んだとしても怖くない気がする、と思わせる場所になっているのだと思う。

(50代女性)

以前漫画をチラッと読んだ事がありとても興味をもっていた所、実写化のドラマが始まったので期待していました。

松岡さんの演じる人物は漫画とほぼ同じイメージで一話を見たときはとても驚きました。

毎回色々な人生を死後の世界から振り返っていて奇妙な世界観に魅力されます。

特に印象強かった回は自殺をした子供の人生でした。

再婚相手のお父さんは実際はとても良い人でしたし、こんな事言うのは不謹慎かもしれませんが、イジメていた相手も亡くなるので少しスッキリしました。

無事にお父さんと巡り会える事を願っています！！

途中赤ちゃんも市役所にやって来て皆んな焦る中松岡さんがあやすと泣き止んだり少しほっこりした空気感になるのも良かったです。

松岡さんの漫画と変わらない主人公のイメージがぴったりで不気味な部分がとても上手だなと思いました。

毎回どんなドラマでもその役になりきってドラマの世界観を変えられている気がするので、とても凄い方だなぁっと感じています！！

松本まりかさんは視聴者目線にたった役で、何で？って思った所でちゃんと、つっこんで聞いてくれたりとても親しみやすいキャラクターでした。

とてもお綺麗な方ですが、どこか謎名ている所をもっているので個人的に好きな女優さんです！！

他の役の方もそれぞれ演技の上手い方々なので変にアイドルなどの演技が得意でない方がいなかったのでドラマの世界観に入りやすく、全体的にとても見やすいドラマでした！！！！

(20代女性)

どの物語も印象深く哀しさ憎しみというのが伝わってくるストーリーでした。

ただ一番記憶に残っているのが第５話での死役所職員のハヤシの物語です。

自分の父親が実は祖父だったという事実を聞いたことで人生の歯車が一気に狂ってしまうというストーリーは胸が締め付けられてくる展開でした。

ハヤシがその真実を信じれると思った人間に話すが拒否されてしまうという流れは辛さが伝わってきました。

そして最終的に憎しみから殺人に及んでしまうというのはいけないことではありますがハヤシに同情してしまうよなと感じました。

このドラマはこういう風な殺人を犯している人間を擁護させるような展開が多いんです。

個人的にはどのストーリーも訴えかけてくるような内容で記憶に残りました。

注目キャストは死役所職員の生活事故課のハヤシです。

普段はチャラチャラしていて信用出来ない雰囲気を振りまいていますが辛い過去を持っています。

しかしそんな辛い過去を全く持って出さないハヤシというのが印象的でした。

そんなハヤシが自殺課のニシ川にちょっかいをかけにいくのが好きな場面でした。

ちょっかいをかけられたニシ川のシビアなキレ方も記憶に残りました。

ニシ川を演じる松本まりかの怖くて冷めた演技というのが秀逸でした。

なかなかニシ川のクールさというのは出すのが難しいよなと感じました。

そして死役所職員ではでんでんが演じるイシ間が心優しい存在でした。

そんなイシ間の犯した殺人というのも擁護したくなる辛いものでした。

登場人物の皆が辛い過去を持っているのがこのドラマの特徴でした。

(40代男性)