【公式見逃しフル動画】家政夫のミタゾノを最終回まで無料視聴する方法をお届け！松岡昌宏主演ドラマの最新配信情報や再放送予定も

三田園薫(松岡昌宏)は近所のゴミ拾いをしつつ、ランニング中。そこへむすびび家政婦紹介所の所長・結頼子(余貴美子)から 「VIP なお客様から依頼が来たので、今すぐ向ってほしい」と呼び出しの電話がかかる。

ひとまず三田園が到着するまでと、依頼人の自宅へ先に向かったのは同じ紹介所の同僚・村田光(伊野尾慧)と新人家政婦・霧島舞(飯豊まりえ)だった。

依頼人の家は、次の環境大臣とも噂される議員・岩瀬和夫の自宅だった。通称“Mr.クリーン”こと岩瀬の大臣就任はすでに内定済み。大臣に就任する時期なので、岩瀬は妻・美紗子(渡辺真起子)と息子・浩一(細田佳央太)にもクリーンでいることを求めていた。

そこへ三田園が遅れて姿を現したのだが、室内を高速で物色して、ある写真を発見すると「本当にクリーンな方みたいね…」と不敵な笑みを浮かべる。

ある日、浩一が車で接触事故を起こしてしまう。最初は大きな事故でないなら、警察に従うよう岩瀬は電話ごしで伝えたが、秘書・(金井清水伸)から待ったがかかる。
大臣就任前の大切な時期にトラブルはあってはならないと事故のもみ消しを提案する。
また事故直後のドライブレコーダーには、コワモテの男性が車が降りてくる様子が映っていたのだった…。

このドラマは、2016年に放送されたTOKIOの松岡昌宏さん主演の連続ドラマです。
放送された後には続編が次々と放送されている、とても人気のあるドラマです。
この作品は、家政婦は見たなどの作品を元に別の新しい家政婦さんがテーマとなっているドラマ作品です。
ストーリーには他の家政婦さん作品のオマージュや、時事ネタなどを多く取り入れておりコメディ要素たっぷりの内容になっているので笑えます。
それ以前に、タイトルから薄々感じ取れるように家政婦ではなく、家政夫と字がちがうことから主人公は男性です！
しかし松岡昌宏さんのままではなく、女装姿です！
この設定だけでも他の家政婦さん作品とはちがう特徴があります。
とはいえ家政婦さん作品なので、ドラマの所々に生活に役立つ家事技が登場しているのはさすがです！

なんといっても、松岡昌宏さんが演じている主人公・三田園薫に注目です！
名前の三田園からも、コメディ要素がしっかりとただよっています。
三田園は女装している家政夫さんで、普段は寡黙で何を考えているのかわからない人物ですが、家事となるとプロ級の腕前となり仕事をこなしていきます。
途中から、女装設定はあまり気にならなくなるほどです。
そして派遣先での嫌がらせに屈しない、というか状況を破壊して良い方へと再生するという、見ていて気持ちのいい登場人物です。
ジャニーズが役とはいえ、女装している登場人物をするのはあまり見かけません。
しかし、この三田園に関しては松岡昌宏さんだからこそ演じきれたのではと思ってしまうほどの完成度です！

このドラマは、市原悦子さんが主演を務めた「家政婦は見た！」や松嶋菜々子さんが主演を務めた「家政婦のミタ」をモチーフに作成されたドラマです。主人公の家政夫の三田園が、不倫や不正など家族には言えない秘密など、家庭内で見えない汚れを明らかにして、家庭を一旦崩壊させて再生させていくというお決まりの展開は、見ていて、恐怖感やドキドキ感も感じられますし、最後には痛快感や満足感が得られて、とても面白いドラマです。家政婦ならではの家事の豆知識も盛り込まれていたり、時事ネタもしっかりと組み込まれていたりとコミカルな演出も多く、楽しめるドラマです。
おまけに、掃除の仕方や野菜を長持ちさせる方法など、ドラマの中で描かれる、家事の豆知識は今シリーズも健在。

やはり主人公の三田園を演じるTOKIOの松岡昌宏さんの女装した演技がとても良いです。まさに松岡さんのハマり役で、松岡さんにとっても代表作と言える作品だと思います。あの不敵な笑みや物陰からの視線は怖いです。また、家事のシーンなども良く出てきますが、とくに料理のシーンなどでの松岡さんの手際の良さには驚かされます。他のバラエティ番組などでも料理をされる映像を見たことがありますが、本当に上手なんだろうなと思います。このドラマはシリーズ化されて、すでに第4シリーズまで作られていますが、シリーズを重ねるにつれて、松岡さんの三田園のキャラクターが馴染んできており、今後も続編が作られるのを楽しみにしています。

三田園が明らかに女装だとわかっているだろうに、誰も突っ込んではいけない空気に持っていく力技な感じにクスッと笑ってしまいます。とはいえ、家事スキルは神業だし、かなり悪意に満ちているけれど人を見る目は確かだし、人間的には尊敬できる部分が多いです。
ストーリー的には、一見コメディかなと思わせておいて、唐突にサスペンス感を出してきたり、絶妙なタイミングで時事ネタを絡ませてきたりと、毎回二転三転する展開に目が離せません。
三田園のかなりブラックジョーク色の強い攻めた言動にはハラハラしてしまいますが、徐々に次は何をやらかすのか期待してしまうという、不思議な魅力を持っています。
どれだけ回を重ねても、一向に三田園の素性が見えてこないところにヤキモキさせられますが、そのミステリアスなところがこの作品の最大の魅力なんだと思います。

家政婦のメンバーは曲者ぞろいですが、やはり群を抜いて、三田園役の松岡昌宏さんが気になる存在です。なぜ女のフリをしているのか、チラッと出てきた妹の話は本当なのか、核心に触れようとすると煙に巻かれてしまうので、もっと知りたいと思ってしまいます。
三田園は一見ロボットのような完璧さを持っていますが、気を抜くと男が出てしまったり、実は幽霊が苦手という意外と乙女な一面もあります。
たまにそういうギャップを見せられると、彼女もちゃんとした人間なんだなと安心します。
そして、かなりレアですが、リアルな男の姿で出てきた時には、一瞬ドキッとしてしまうほどカッコよく見えてしまいます。
この落差を狙っているのかはわかりませんが、ジャニーズなのに女装がキレイに見えないという残念さが、三田園の最大の魅力なのかもしれません。